株式会社セイエル

ベテラン座談会

SAYWELL
RECRUITING

ベテラン社員座談会

Interview

ベテラン社員座談会

セイエルは、医薬品の卸企業です。その屋台骨である営業部で部長、所長を務める大先輩の皆さんに、
自らのセイエルでの経験ややりがい、セイエルとはどのような企業かなどを話してもらいました。

Member

津丸 聖司
TSUMARU SEIJI

広島営業部 部長 [ 1989年入社 ]

福間 勝巳
FUKUMA KATSUMI

広島中営業所 所長 [ 1992年入社 ]

小川 紘和
OGAWA HIROKAZU

広島東営業所 所長 [ 2002年入社 ]

田栗 誠士
TAGURI SEIJI

広島北営業所 所長 [ 1992年入社 ]

坂田 晃一
SAKATA KOICHI

広島西営業所 所長 [ 1998年入社 ]

これまでのご経歴の中での
印象に残っている出来事について教えてください。

津丸

私の場合はまさに今ですね。営業部に在籍する全員が同じ目標に向かって頑張り結果を出せた時は嬉しいですね。お得意先のためにとか、どのようにしてシェアを上げるかとか、若い頃から試行錯誤を重ねて出した成果、その積み重ねの今が一番印象的な瞬間ですね。

小川

私がまだ若手の頃でしたが、新製品の発売当時に全国売上1位を取ったことですね。営業としては半人前だけど、やればやった分だけ評価してもらえるやりがいをとても感じました。当時は何も考えず前しか見えてなくて、でも、その分がむしゃらに進んで。結果、トップになった喜びはよく覚えています。

田栗

私が入社した頃は薬剤は院内処方で提供されるのがほとんどの時代でした。それからしばらくして調剤薬局の進出が始まり、診療所と薬局を結びつけるサポートをしたケースが何件かあります。その時は両者から感謝してもらえ、売上アップにつながりました。新しいビジネスをまとめられたことが成功体験として印象的です。

福間

そう、医薬分業って言葉が使われ始めた頃ですね。なので、当然みんな情報がない。そんな状態のなかで自分で仕事をつくっていくのはやりがいがありました。

坂田

私もニッチな薬剤なのであまり自慢ではないんですけど、ある薬剤のセールス1位になった記憶はあります(笑)。でも、それより覚えているのが失敗の方ですね。まだ20代の当時、田栗所長が担当されていたお得意先を引き継いだんですが、価格に関することでスムーズに仕事が進められなくなりました。その時に、どんなに良好な関係のお得意先でも価格交渉や一つ一つの対応って大事だなと勉強しました。

福間

私は失敗と嬉しいが同時にあったことがありますね。田栗所長が話された処方元と調剤薬局をつなぐ仕事ですが、立ち回りを失敗してある薬局から「福間さんのところからは薬を買わない」と言われた時に、私を見込んでくれていた処方元のドクターが「いや、福間さんのことは私が守ってあげるから」と取り成してくれました。とても嬉しかったことを今も覚えています。成功も失敗もたくさんあって、それを乗り越えたり学んできたりした結果、今の私があるんだと思います。

仕事をするうえで、
大切にされてきたことを教えてください。

津丸

謙虚さですね。私も失敗例ですが、年数を重ねるとお得意先との関係も強くなって、ある新薬が発売された時、自分から買ってもらえるだろうという おごりから100%の力でアピールしなかったことがありました。同じエリアにちょうど他社に新人がいて、その新薬を買ってもらうために必死に努力をしていました。 結果、ドクターから「今回はこの子(他社の新人)から買いたい」と言われた時、慢心の結果だと教訓を得ました。 それからは一切手を抜かず全力でやることを心がけています。

田栗

常に謙虚な気持ちを持つことは大切ですよね。

小川

私は相手の立場で物事を考える、捉えることを大切にしていますね。営業なのでどうしても会社の売りたいものに偏ったことを言いがちですが、相手の目線で話すようにしています。

坂田

謙虚さにつながるかもしれませんが、私が大事にしているのは嘘をつかないことですね。それから、当社の社長も言っていますが、“寄り添う”って大事だなと思っていて、会社であったりお得意先であったり、みんなが満足できるためにはどうすればいいのかを考える姿勢が大事だと感じています。

福間

社外に対してだけでなく、社内でもその姿勢は大切だと思います。私はどこの部署のどんな人にも丁寧に対応するようにしています。コミュニケーションをしっかり取ると、自分の仕事も円滑に進みますしね。

田栗

そういったことは必ず成果として現れますね。もう皆さんにすべて言われてしまいましたが私も同じことを心がけています。それから、所長という立場になってからは常にナンバーワン志向でいます。部下にも同じ気持ちをもってもらいたいと思っています。

セイエルの魅力
働きがいとはなんでしょうか。

田栗

そもそも、セイエルはナンバーワン志向。営業だけじゃなく、いろんな面に対して感じます。以前、藤本会長が草莽崛起(そうもうくっき)※という言葉をよく使っていましたが、一つの目標に向かって全員でやっていこうという風土がセイエルにはあります。メーカーさんからもよく言われますが、目標を決めたら全員が一致団結し取り組む姿は他社にはない強みですね。
※同じ志を持った人々が一斉に立ち上がり、大きな物事を成し遂げようとすること。

津丸

愛社精神って言ったら古く聞こえるかもしれませんが、会社のため、社会のために頑張ろうという気持ちは代々受け継がれていますね。若手、役職者含めて会社を好きな集団ですね。

福間

まず、社長が社員をとても大切にしてくれますからね。だから、社員も会社のためにと思って働けるのだと思います。

小川

そうですね、総じて人がいいですね。指示や考え方など細かい部分は異なることがあるけれど、信頼し合って仕事ができる。長く働き続けていてとても感じます。

坂田

風通しもいいです。上と下であまり垣根がないですね。非常に居心地がいいですし頼れる先輩上司も多い。若手もそう思ってくれているといいなと思っています。

セイエルの若手社員
期待されることはなんでしょうか?

福間

若手には活発でいてほしいですね。学生時代の経験など活かして、本当にやりたいことに自由に挑戦してほしいです。

津丸

新入社員の面接でもいつも言うんですけど、若い人には前向きな姿勢でいて欲しいです。仕事は義務教育じゃないので自ら学ぶ姿勢が必要です。
満足できないことがあっても前向きであり続けられる、しっかり頑張れる。それがないと切り拓く力は身につかないし、そういうものを持った人と働きたいですね。

小川

私は変化に対応できる柔軟な人と一緒に働きたいです。医薬品卸業界もこの何年かで急速に変わるでしょう。時代の流れに対応して、前を向いて自分の意思で動ける人に入社してきてほしいです。

田栗

新人の頃ってみんな不安だと思いますが絶対に一人にしません。セイエルの社員はみんな、一緒に悩みを聞いてくれる人たちなので安心して入社できると思います。

坂田

今でも若手社員に言うのですが、私の入社時のチームリーダーが今の田栗所長だったんですよ。たぶん田栗リーダーじゃなかったら、今の私があったか分からないですね。私のキャリアのスタートは単純に一緒に働いていて楽しかった、から始まりました。

小川

私たちの若手時代は今と営業のやり方も違って、新薬を売るのに体力勝負という面もありました。大変なんですが帰社したら先輩、仲間がいて、戦友というか気持ちがつながっていたんですよね。

福間

私の入社した頃は、学生の売り手市場で内定をいくつももらえるような時代でした。当時いろんな企業があった中でセイエルを選んだことは間違っていなかったと確信しています。こうやって、いい仲間に恵まれ責任ある立場を任せてもらえ、非常に楽しい会社員生活を送ることができていますからね。

津丸

本当に人が良く楽しいのがセイエルです。遅くまで悩みを聞いてもらったり一緒に帰ったりとか。私の若手時代の先輩方には感謝ですね。今は働き方改革やコロナ禍もあって、長く話を聞ける時間も場所もないですが、若い社員が「休みの日にサッカーの試合があるんです」って言ったら先輩が見に行っていたことがありました。人間関係がよい環境だと思います。

セイエルへの入社を考える
学生の皆さんにメッセージをお願いします。

坂田

時代が変わって環境や仕事のやり方は違っても、会社にいる人間の性格や雰囲気は変わっていないと思うんです。社会人になると色々と躓くこともあるかと思いますが相談をしてほしいです。こちらからも声をかけますし何事にもポジティブに飛び込めばいいと思います。

田栗

時代に加えコロナ禍の中で、私たちとはまったく違う形の学生生活を過ごして社会人になる皆さんです。本当にいろんな不安、心配事があると思いますが、ご縁があってセイエルに入社したら、先輩、上司が絶対皆さんを大事にするので安心していただきたいなと思います。

小川

いま、若手が活躍しています。今年2年目のMSも、発売したばかりの新薬を全社で2番の売上を上げました。知識がなくても努力次第でしっかりと実績を残すことができます。安心して入社してきてほしいです。

福間

セイエルの営業は基本ルートセールス。決まったお得意先を担当して回ります。先輩の担当を引き継ぐので、いざというときにはそのお得意先を知っている先輩がサポートしてくれます。心配なくセイエルに飛び込んできてほしいです。

津丸

やっぱりこれだけ風通しが良く社長のことをみんなが尊敬できて、さらにみんなが若手の面倒をしっかり見る会社ってなかなかないと思います。やる気さえあれば何とかなるので心配せずに入ってきてほしい、一緒に成長したいと思います。